私の美術館巡り  a tour of Art museum

イギリス  

27年前に行った時の思い出は、トラファルガー広場に可愛い美人な娘がいたということだけ。
今回は英語の語学学校におばちゃんでも入れて、ホームステイできるという
前向きな旅
でした。

現地語学研修について(一週間)

ウオータールーにある、インターナショナル語学学校で小さな敷地に鉄骨のプレハブのような
建物だった。世界中から様々な人種が集まってきていた。きっと就労に関するヒトが多いと思った。

初めに筆記の診断テストを受けたが、まあ、ちんぷんかんぷんでございましたわ!その結果、学校でも
最低なクラスで、イスタンブールのおっちゃんとスペイン生まれのフランスの踊り子お姉ちゃん
の3人だけのクラスでした。初めは北欧の30代の女性と同じく男性がいたんだけど、クラスを変えてくれ
との要求を出し、出て行きました。まあ、アジアンで全くしゃべられないおばちゃんがいるようではレベルが
低下するもんねえ。聞くのも、イギリス英語とアメリカ英語は微妙に違うのでとまどいもありましたが、半分は
何となく理解できていたような、出来てなかったような・・・。(帰国後の英検はサッと合格しましたので、リズム
を身につけるには英語の環境に入ることが一番だとつくづく思った。)

最後のレッスンは学校から出て行き、ケンウッド・ハウスに行き、レンブラントの絵画等を観て、お茶をして帰った
のが楽しかった。フィールドワークって日本でも今小学校で盛んにやってるけど、楽しいね。ただ、学校の帰りに
劇場でライオンキングを観たんだけど、ヒヤリングができず、立ち見の切符をゲットしてしまい、ビックリ!でも、
これも経験でおもしろかった。ここにも一人前に番号がついていて、興味関心の強いおばちゃんはけっこう楽しんだ。
でも、みんなが笑ってるところが笑えず、残念。仕方ないや!(後日、ニューヨークのブロードウエイで長男とオペラ座
の怪人
を観た時はより理解でき、より楽しめた。勿論、転げ落ちそうなフカフカの座席に座って。)

イスタンブール人・めちゃくちゃおもしろいおじさんで彼のおかげで笑う事ばかり、メイビーと言うのが
             多かったな。この語学研修後はジャパンにも行くと言ってました。子どももいるらしい。
スペイン人・小さな30前後の可愛いヒト。帰国後はしばらく彼女とメール交換をしていました。日本の古い
        家屋を見てみたいとも言ってました。

みんなりょうこって発音しにくいみたいだった。ご近所の大学の先生(元、わたしの英会話の先生)もろーこ
って言うのよねえ。


ホームステイについて

ウオータールーから鉄道で10分ぐらいの地図に名前が載ってないようなアールスフィールドというロンドンの市街
周辺部の小さな町の一人暮らしの方の家に泊まった。フィンランドの同じ語学研修生である男の子と一緒だった。
これで生計をたてているのかなと言う感じだった。初日は行っても留守だったので、不安だったが、何せなーんもし
ゃべられず、わたしがこんなにおくゆかしい!?とはほんとに驚いた。コミュニケーション能力の無さが明確にな
りました。日本ではおしゃべりおばちゃんなのにねえ。でも、けっこう本質は当たっているかも。何かの努力で今があ
ような気がする。思い当たることでもあり、自分を再確認したことでした。ただ、夕食は出ないので工夫がいった。
また、洗濯が困った。キッチンでしろと言うので(これはほんと。)困った。部屋には父親か兄のハーバード大学の写真
やら、廊下にはエジプト旅行の写真が貼ってあったので、ヨーロッパからはアフリカは近場なんやと納得。

一度朝に家を出たんだけど、鉄道じゃおもしろくないと思って、バス停でいるとWaterlooと書いた新式ダブルデッカー
(車掌の乗っていない二階バス)が来たので、終点まで乗ればいいんだから、飛び乗った。乗ったのはもちろん2階
でしたが、次から次へと黒人ばかりが2階に来るので、区別はいけないが、ドキドキした。その上前に座った二人が朝
から仲良くて、目の行き場所に困った。またまたドキドキ。わたしってやっぱり古いんかねえ。若いつもりだったけどさ。
その内、なかなか着かなくてねえ、何処をどう巡回してるんだか解んなくて、ドキドキドキ。ビッグ・ベンが見えた時は
嬉しかったわあ。冒険っておもしろいよねえ。


美術館巡り


大英博物館・工事中だったけど入るが、神戸博物館での大英博物展で購入した日記がもう書き終わるので同じ物
を購入した。雑然と置いてあったのが気になった。日本の大英展は狭いけど照明も意図的でテーマが迫ってきたが、
大物は違うといおうか、こちらがテーマを持って観ないと疲れるだけに終わりそうで・・・疲れた。

ナショナル・ギャラリー



ナショナル・ポートレート・ギャラリー



コートールド協会美術館



ロンドン塔・ジュエル・ハウス



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